新型コロナウイルスの感染拡大で、多くのお住まいでウイルスの付着や繁殖を防ぐ取り組みを行っておられるでしょう。手洗いやうがいを欠かさないという方も多いかと思いますが、家の中にはウイルスが溜まりやすい場所があります。
ご家族の健康を守るために、家庭内でウイルスに気をつけたい場所や、ウイルス感染予防の対策を紹介します。
■ウイルスとは?改めて解説
ウイルスとは、細菌・真菌(カビ)とともに、感染症の原因となる微生物です。3つの微生物のうち、ウイルスは0.5マイクロメートル未満と最も小さく、光学顕微鏡を使っても見ることができません。
このため、通常のマスクでは粒子が人間の体内に侵入するのを阻止できないおそれがあります。さらに、人体(宿主)の細胞に入り込み、ウイルスのコピーを作ることで増殖していきます。
ウイルスが体内に入り込んだあと、周囲に広まってしまうのには、接触(経口)感染・飛沫感染・空気感染などが原因となります。コロナウイルスも、どの原因においても感染するおそれがありますので、感染前の予防がとても重要です。
■ウイルスは家の中のここに潜んでいるかも
家の外から入り込んだウイルスは、次のような場所に潜んでいるかも知れません。
・トイレ
ウイルス性の胃腸炎にかかると、嘔吐や激しい下痢が起こり、排せつ物に含まれるウイルスから感染するおそれがあります。マスクや手袋を使って掃除するほか、掃除が終わったら必ず手洗いをしましょう。
・ドアノブ
家族の誰もが触る可能性のあるドアノブは、ウイルスが付いた手で触ることで他の人の手にもウイルスが付いてしまいます。そのまま顔を触ったり食事を摂ったりすると、ウイルスが体内に侵入してしまうかも知れません。外から帰ったら、最初に手洗いをするよう心がけ、手についている可能性のあるウイルスを洗い流しましょう。
・エアコン
エアコンは、室内の空気を吸い込み内部で暖めたり冷やしたりしたのち、その空気をもう一度室内に戻します。空気にウイルスが含まれていると、エアコンの風によって室内に広まってしまううえ、フィルターにウイルスが残ります。定期的にフィルターやエアコンを掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
■リビングや子ども部屋は光触媒コーティングでウイルス予防
家族がくつろぐリビングや、お子さんが遊ぶ子供部屋では、ウイルス対策を徹底して行いたいものです。普段の掃除に加えて、抗菌バリアコーティング処理を施すと、より強い対策につなげられます。
抗菌バリアコーティングの中でもおすすめなのが「光触媒コーティング」です。このコーティングは、二酸化チタンを主な成分としています。光触媒コーティングを施した物に、室内灯の光や太陽が当たると、酸化還元反応が起こります。そして、害のない水や二酸化炭素へと分解し、空気の浄化・抗菌・汚れ防止などの効果が期待できます。
光触媒コーティングは、室外だけでなく、内壁やドアノブなど室内でも効果を発揮します。二酸化チタンは、化粧品や食品などに使われていますので、安全性は確実です。コーティングを行う際に、ある程度の費用はかかりますが、その後のメンテナンスを考慮すると、決して高い費用ではないでしょう。コーティングスプレーが市販されており、ご自身でも対策ができますが、確実に抗菌したいならば業者に依頼されるのが安心です。
茨城県笠間市に本社を構えるアンツでは、水戸・つくば・日立エリアを中心に、関東圏で洗浄力の高い電解水を使ったハウスクリーニングや、エアコン洗浄を行っています。ウイルス対策に関心のある方や、光触媒コーティングに興味を持たれた方は、株式会社アンツまでぜひご相談ください。
<光触媒コーティングについて>